昨日のウオーキングは、磐田市に有る「行興寺」に咲く、熊野の長フジの見学がコースに組み込まれていた。昨年5月2日に、ウオーキングで見学してきたが、今年も見学しようと、このコースを歩く事にした。
天竜川の渡しで、繁盛した「池田宿」にある、行興寺の境内に咲くフジの花。天然記念物のフジの古木が、美しい花を咲かせ、時期には、見学者が遠方から訪れる。
平安時代、遠江の国主、平宗盛に愛された、池田宿の遊女「熊野(ゆや)」は、宗盛と共に京都に向かうが、老母が病に成った為、「都の春も惜しけれど、馴れし東の、花や散るらん」と歌い、宗盛は、帰国を許したという。
謡曲「熊野」で歌われているようだが、知識は無かった為、看板を読んで納得。行興寺は、この「熊野御前」とその母待女「朝顔」の菩提寺となっている。
又、このフジは、熊野御前のお手植えと言う。
樹齢850年のフジ 1本(国指定)と樹齢300年のフジ 5本(県指定)が代表的なフジの木。
この寺には、能舞台もセットされていて、当日も練習していた。
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