先日、1週間ほど屋久島を訪ね、縄文杉と白谷雲水峡で屋久杉を見に登山をした。
天候に恵まれ、雨にあわず、登山する事が出来た。ここは、前半分がトロッコ軌道をウオーキング、後半分がかなり険しい登山である。
荒川登山口までバスで行き、そこからトロッコ軌道沿いに登山開始。朝6時、登山口は縄文杉を目指す登山者で沸きかえっている。いざ登山開始。
トロッコ軌道は、延々と、約8Km、枕木の上や、軌道の真ん中に敷かれた歩行用板の上を歩く為、誠に歩き難い。
途中の小杉谷小中学校の跡で朝食をとった。この学校は昭和45年に廃校となって、記念碑が建っている。杉の木伐採の為にかなりの人々が住んで居たと言う。
更に歩くと、三代杉と仁王杉に出会うこのあたりは、杉が生い茂り、太陽の木漏れ日が美しい。
歩く事、約2時間30分トロッコ軌道終点の、大株歩道入り口へ到着、此処も大勢の登山客で狭い休憩スペースにごった返している。登山者の為に、山の清涼水を
空きボトルに補充出来るように成っている。冷たくて美味しい水である。
此処からが登山の本番である。縄文杉までおよそ2.5Km 急斜面を登山開始。
登り始めてまもなく翁杉 この杉は最近倒木し、まだ杉の折れ口が生々しい、
次が、ウイルソン株 古い倒木跡の株で、苔むした大きな株である。
中は空洞で、中から空を見上げると、空がハート型に見える。
更に登ること 1.1Km 見事な大王杉が見れる。その先には夫婦杉を見る事が出来る。
ところどころに居る やく鹿が疲れを癒してくれる。
11時10分、いよいよ目的地縄文杉に到着した歩行時間約5時間、見物席は超満員で写真も取れない。此処で縄文杉を見ると、この素晴らしさが疲れを忘れさせてくれる。
帰りは、荒川登山口発5時のバスで下山、実に疲れた。11時間の歩行は、最近にない歩行で、良く歩いたものだと自分ながら関心している。2日後まで足の痛みと疲れが取れなかった。
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