今年は、野暮用が多く、遂に2014年度版さくらの名所撮影を逃してしまった。
毎年、この時期、花の状況把握の為、市内のさくらの名所を尋ね、撮影を続けてきた。残念だが今年は諦める。
今日、家から最も近い泓ノ川沿いのさくらを見てきた。花吹雪の状態であった。
この泓ノ川は、改修工事が、何年か掛かって行われて来て、改修もほぼ、終盤となって来たが、問題のさくらは
如何なるのか心配していた。
改修した歩道側にあらためてさくらの古木を植えなおし、土手側に品種の違うさくらの苗木が植えられた。
植えられたさくらの古木は、枝が剪定され、美しいさくらには、程遠い。まだ何年か掛かるだろう。
再び昔の景観を取り戻しさくらの名所になることを祈ってやまない。
前の川のさくらも、土地区画整理事業で消滅してしまった。大変寂しい事だが、生活の便利さを追う一方で
新しいさくらの名所造りにも、今取り組む必要が有るのではないだろうか。さくらの木が最も美しい花をつけるには、
30年掛かる。30年後皆が楽しめるさくらの名所をぜひ造りたいものである。
泓ノ川改修工事前の2007年4月のさくら
川と土手とさくらの風景が懐かしい。
昨日撮った風景
上の写真の、左側土手に新しく植樹されたさくら
大きく成長して、綺麗な花をつけるまで、待つしかなさそうである。
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