「東海の親不知」と言われている、この大崩海岸は、焼津市と静岡市の境に有り、全長約4Kmの,海岸沿いに走る道路がある。駿河湾に臨んだ、玄武岩の断崖絶壁で、黒潮が飛沫をあげて打ち寄せる様は圧巻である、晴れた日には、富士山を見渡せる景勝地。
大正9年に、静岡と焼津間を結ぶ道路として海岸沿いに開通した。2004年頃までは、国道150号であったが、かって「弾丸道路計画」の有った日本坂トンネルが、150号バイパスとして開通し、格下げられ、現在は県道416号(静岡市駿河区広野3丁目、広野交差点より焼津市三和150号バイパス交差点まで)として機能している。 別名 用宗街道と言う。
海岸沿いを走るこの道路は、カーブの続く難所、眺めは最高で、静岡十景の一つとして数えられている。
「富士山の大沢崩れ」「安部奥の大谷崩れ」と並び県内3大崩れに数えられて居る。
昭和46年7月5日に起きた突然の土砂崩れ事故により、通行不能となり47年7月海上を緩やかにカーブを描いて、大崩落地点を迂回する海上橋が作られた。
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