何時も参加しているウオーキングが、雨の為、参加出来ず、それでは近くの山へ登って見るかと思い立ち
天気と相談した結果、家から約5Kmの所で、焼津アルプスと言われている山脈の、東のはずれで、駿河湾に
面している位置に”虚空蔵山(こくぞうさん)”と言う、標高126mの小さな山が有る。そこの頂上まで行って
来る事にした。
この山の頂上に”当目山 香集寺(とうもくさん こうしゅうじ)”と言う寺がある。815年に弘法大師が
聖徳太子作の虚空蔵菩薩を安置したのが創始で、”日本三大虚空蔵菩薩”だと言う。
ふもとに在る”曹洞宗 恵目山 弘徳院”の末寺であり、毎年2月23日に だるま市がもようされ、多くの
参拝者が集まる。
最近、この山の山道を、近くに住む住民の津波避難場所に整備された。この地区は海岸沿いで津波が来ると
大変な事になる。海抜30m位の所まで、避難出来るようにした。かなり多くの住民が、避難可能と思われる。
頂上近くに、山門(仁王門)が在る。かなり朽ち果て危険な状態に有り、何とか修復出来ないかと思う。
多分、金銭的な問題で放置されて居るのではないかと思う。文化財が・・・・・・・。
山頂に有る”香集寺”。何年前かは知らないが、建替えられ、大きくしている。
標高126mとは言え、山頂の木の間から見える、眺望もなかなか宜しい。
山頂には、もう一つ忘れてはならない物がある。
”船舶無線電信発祥地記念塔”で明治三十六年に、日本海軍が、この地に無線電信試験所を設け、
国産無線電信機で、三浦半島間 八十海里(約180Km)の日本初の交信実験を行った。
記念にと、焼津市が記念塔を建て後世に残したようだ。
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