▽ ▽ ▽ 津波対策 ▽ ▽ ▽

4~5日前に、家の前の電柱にこんな標識が取り付けられた。

当家の土地の海抜は 4.7m だそうだ。・・・・・で如何するの?。

焼津市が、全市内に海抜表示をして、津波が来たら、すたこら逃げなさいとの事のようだ。

近くには、避難場所は無い。どうしたものだろうか?。しかし、”自分の命は自分で守るしかないようだ”

 

岩手県宮古市田老地区と言う漁港の町がある。この町は遠い昔から、過去何度か津波に襲われてきた。

そこで、町では、住民を津波から守る為、スーパー堤防を長年架けて、築き上げてきた。まさにスーパー堤防で

港と住宅地の間に、海よりと、陸よりの二重構造で、全長2.4Km、高さ10m、堤防上部の幅3m、

の防潮提を築いた。工事開始から約半世紀をかけて、1978年に完成した。当時の通貨価値で約50億円

を掛けたという。青森在住当時、たまたま用事で、田老地区を車で通過したことがあり、あまりにも凄い堤防の為

地区の人に話を聞いた事がある。この時は、この防潮提なら津波は絶対大丈夫と思ったし、

これは日本一の防潮提だと思っていた。

今回の津波でまず気になった場所であった。しかし残念ながら、この防潮提も木っ端微塵にやられ、この地区でも

多くの、犠牲者がでた。あの防潮提が役に立たなかったとは・・・・・・・と津波の破壊力の恐ろしさを認識させ

られた。

自然の脅威は恐ろしい。人工的に防御することは、可能で有っても、多額の資金と、時間と完成しても不安が

残る事も含めて、非常に困難で、”自分の命は自分で守る”しかないように思う。

よって、陸側に向かって、唯ひたすら逃げるのみで有る。

地震・津波は、必ず来襲する。そのときに備えて、しっかりと、家族で話し合っておくべきと思う。

 

 

About 原崎 正敏 384 Articles
静岡県焼津市出身

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください