焼津にも、いわゆる ”焼津弁” と言うのが有る。漁業関係者間(特に水産物加工業者間)で使われていたかなり荒っぽい言葉である。北浜通り(現在の八雲通り)に有る、鰯ヶ島・城之腰が水産加工業者の中心で有った頃使われていた言葉である。
現在、”焼津の浜言葉を遺す会”が将来に渡って伝えて行きたいと活動している。会長の”長谷川寅吉”氏の公演が有った為、聞いて見た。
昔聞いていた言葉だけに、すんなりと耳に入って来る。NHK大河ドラマ”義経”に登場する”駿河の次郎”の言葉を指導したという。最近では、市内の小学校の子供達が、浜言葉を教えてほしいと尋ねて来るそうな。
弘前在住時、”津軽弁を残す会”なるものが有った。若者世代は標準語化しており、年寄りしか使わなく成っている。年寄りと話す本当の津軽弁は、聞いていても、全く解らなかった。
人間は、常に古き良き時代を懐かしがる。古き良き物は、是非残してほしいと思う。
“浜言葉”を使った交通安全標語も採用されていいる。
マメッタク 安全確認 右左
イセェデモ 信号だきゃ マモラザー
止めザーヨ 飲んだらゼッテー 乗らねーぞ
その他 面白い標語が沢山有った。
ションネーナ アンテー 赤信号でイッチャッター
ザマーミョー ウメーブッテ ブッツカリ
オヨシ オヨシ ジッキニ 赤になるジャンカ
今後の活動に期待したい。
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