実家から海よりに約500mの所に”古谷算学道場所在地之碑”が建てられている。
子供の頃、おやじから ”昔、しも(下小田下)に、古谷さんと言う有名な数学者が居た” と良く聴かされてきた。先日、”下小田のクロマツ”を撮影する為、現地を訪ねた折、碑を見つけて思い出した。
クロマツの有る墓地の近くに、写真の碑が建てられていた。
数学者である古谷道生は、文化12年(1815年)下小田村の農家の四男として生まれ、天保3年(1832年)田中藩士 関流算学の師、岩本常師に教えを受け、その後、関流算学の宗家 七代目長谷川蟠渓の門下生となり13年間学んだ。
天保14年(1843年)下小田村に帰郷し、道場を開き、近隣の子弟、同士を集めて算学を教えた。
41歳の時、招かれて田中藩学校の教授に成ったと言う。
古谷道生享年74歳(明治21年8月1日没)墓は、当家の菩提寺である、曹洞宗月光山光西寺にある。
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