我が家の重大イベント記念として、旅行に出掛ける事にした。
一回は訪ねたい町、我が町焼津市と縁のある町で、島根県松江市に旅して来た。
この町は、小泉八雲が英語教師として赴任して、セツさんという伴侶を得て、すっかりお気に入りの町として
居住していた事で知られている。約一年程で、熊本に移転しているが、地元の人たちは松江の寒さに
耐えかねて移転したと言っていた。
松江移転当初は、宍道湖の綺麗な夕日の見える、湖畔近くに住んで居たが、武士の家に住みたいとの希望で
丁度、郡長として転任していた武士の家が空いていた為、そこを借用し、居住していたと言う。
お土産屋さんや、昼食で入ったお店では”どこから御出でですか?”と訪ねられ”焼津から来ました”と言えば
殆んどの方が八雲の関係の町とご存知で有った。なかなか気分の良いものである。
この松江市は、戦災被害はまったく無く、昔の町がそのまま残っている町であった。
松江城は、国の史跡として指定されていて、江戸時代に築かれた、天主閣のある城跡である。
関が原で勝った堀尾忠氏が、安来市にある、かの有名な山中鹿之助を有する、尼子氏が治めていた
”月山富田城”に入城した後に、平山城として築いた城で、ここで出雲松江藩を治めていたと言われている。
大変美しいお城である。
市内は、堀川の遊覧や武家屋敷や宍道湖畔の白兎像等が記憶に残る
松江城のお堀は、内堀・外堀ともに、宍道湖の水で水量が調整されていて、お堀を船で巡る”堀川めぐり”が
なかなか好評のようで、これも体験していこうかと乗船した。
堀の周りの紅葉が、素晴らしく綺麗で、久しぶりの紅葉見学になった。
もうひとつ、宍道湖の夕日は有名で、これもぜひ見て帰らねばと、夕日スポットで待ちかねたが
雲で遮られ、見ることは出来なかった。残念!!!
雲間から降り注ぐ陽光が、宍道湖に降り注ぎ、幻想的である。
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