浜松市天竜区二俣町にある二俣城を訪ねてみた。
二俣城
徳川家康と武田信玄・勝頼親子とがこの城をめぐって、激しい攻防が繰り広げられた事で有名な城。
今は、浜松市指定史跡になっている。
武田信玄が大軍を引き連れて、信濃から遠江に侵攻、二俣城を攻撃した。城代中根正照は必死に抵抗した。
攻めあぐねた勝頼は、籠城軍が天竜川から水を確保していることを見つけ、天竜川に大量のいかだを流し
取水口を破壊する事に成功し、水を失った籠城軍は戦意を失い落城したという。落城に伴い、家康は浜松城
から出撃,世に名高い三方ヶ原の戦いで両軍は激突した。徳川家康はここで負け戦となり、浜松城へ逃げ帰った。
清瀧寺
家康の嫡男・岡崎三郎信康の菩提寺である。京都の知恩院(浄土宗)の末寺。
信長の娘・徳姫は信康に輿入れ、その徳姫の密告で、母・築山御前と信康の武田への内通をあばかれ
二俣城で謹慎した。
信康は、21歳の若さで二俣城で自刃した。家康は、この地に信康の廟所・位牌堂・等を建立した。他に
二俣城主・大久保忠世、三方ヶ原の戦いで戦死した諸将の墓もある。
Leave a Reply