虚 空 蔵 尊

虚空蔵尊
子供の頃、亡母に連れられて、何回か来た事が有る。参道近くに、遠縁に当たる親戚が有った為に
必ずこの家に寄った記憶もある。当時から、だるま市が有ったかどうか記憶に無い。
弘徳院
虚空蔵菩薩を本尊とする曹洞宗の寺
本尊の虚空蔵菩薩は聖徳太子の作と言われている。伊勢朝熊(国宝)・京都嵐山と共に、日本三大虚空蔵菩薩の一つに数えられている。
毎年2月23日は例祭のだるま市で、家内安全を願いだるまを買う人々でにぎわう。

 

当目山香集寺
弘徳院の裏にある 標高126mの虚空蔵山の山頂に有る。虚空蔵菩薩を本尊とする、曹洞宗の寺。
弘法大師の開基で、当時は真言宗で有ったが、後に曹洞宗に改宗したと言う。
本尊の虚空蔵菩薩は弘仁6年(815年)弘法大師が当目山に安置したと伝えられている。
現在は、弘徳院の住職が別院として、扱っていると言う。


仁王門
虚空蔵山を登っていく中腹に有り、木造寄棟瓦葺朱塗りの八脚門。左右に仁王尊が祀られている。
金剛力士像で右側は口を開いた阿形、左は口を閉じた吽形。現在は、老朽化が進み倒壊の恐れ有りとの事で門の通過は出来ない。



石灯篭
高さ 192cmの当目石製の石灯籠。焼津に現存する最も古い石灯籠。
寛永2年(1625年)5月13日と記されている。

香集寺跡
旧香集寺が有った場所。
今は、この地の隣りに立派な香集寺が建っている。弘法大師が、虚空蔵菩薩像を安置した当時の場所か?。

About 原崎 正敏 384 Articles
静岡県焼津市出身

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