秋の取り入れ

10月に入って、漸く、秋らしい天気が続くようになった。
静岡の夏は、こんなに暑かったかと思っていたが、どうやら、今年は例外だった
様だ。しかし、温暖化現象は更に進むと思われる為、これが当たり前に成るかも
知れない。
今朝は、富士山も初冠雪の報道。平年より、5日遅いという。残念ながら、写真には収められなかった。

家の南側に有る田圃の、刈り取りが始まった。2軒有るのだが、同時に稲刈りが
始まった。2軒それぞれが、別々のやり方で見ていると楽しい。”昨年は9月の29日
に刈り取った。その前年は10月8日だった”と農家の方が言っていた。

一軒は、最新型コンバインなのか、刈り取りながら、脱穀を済ませて、モミとして
袋に詰められて出てくる。別な場所で、天日干しか、乾燥機かでモミを乾燥させるのだろう。

こちらの家では、小型刈り取り機で、稲を刈り取りながら、束ねられ、刈り取り後に
放置される。これを、はんでにつり下げ乾燥させるようだ。

両家共に、跡継ぎが無く、私達が動けなくなる迄で農業は終わりですよと言っていた。
子供たちは、勤め人で農家は継がないから・・・・・・・。
政府の言う、大規模化による生き残りについては、否定的で、土地を取られてしまう感覚のようだ。日本の農業の縮図を見た感じである。

About 原崎 正敏 384 Articles
静岡県焼津市出身

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