10日のウオーキングは、興津駅から薩埵峠を通って、由比駅までの、7.4Kmの行程。
楽しみは、薩埵峠からの、富士山の眺望。寒くて風が強い日は、通常美しい冨士が望めるはず。
すでに家を出掛ける段階で、美しい冨士が望めた。今日は、間違いない。
峠到着までに、雲が広がらない事を願いながら・・・・・・。
興津は、身延道の起点であり、東海道との接点である宿場町としても栄えてきた。身延道は甲斐の国が
周辺国との往来の為、造られた道であり、身延山への参詣道として使われてきた道でもある。その記念碑があ
る。
今日は、参加者が多くて、興津側の上り口は道が狭く、ウオーカーが列を成して登っていく。
途中から、真っ青な駿河湾と美しい富士山の展望が開け、疲れが吹っ飛ぶ!。期待した景色が目の前現れ
満足の一言である。
由比宿から興津宿の間は、大井川と並び、東海道の難所と言われた所で、海に突き出た断崖の下を
岩伝いに浅瀬や、岩の間を、波間を縫いながら、通らなければならず、旅人なかせの場所で、
その後、山側に迂回コースとして、薩埵峠を越える道が開かれたと言う。
峠も、難所であることは変わらないが、峠の頂上に到達した旅人がこの景色できっと慰められた事だろうと思う。
由比は、明治27年(1894年)由比の漁師が、鯵の漁をしているときに、網が何時もより深く潜ってしまい、
引き上げてみたら、見たことも無いピンク色のエビが掛かっていた。名を桜えびと付け、以来、由比は、
桜えびの産地として、発展し、国内水揚げの100%を由比が占めると言う。
由比の宿場町の町並みです。
まだ、宿場町の面影が色濃く残っている。
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